「パリの恋人」

  • 2006.03.27 Monday
  • 20:34
オードリー主演の映画。
原題は「Funny Face」<こっちのほうがずっといいのに、
この時代の日本語のタイトルはやっぱり変なのが多いと思う。
しかしオードリー・ヘップバーンをしてファニーフェイスって呼ぶのか、
あちらの人は…とも思うので、
やはりその違和感が、この当たり障りのない邦題にした要因でしょうか。

一緒に「若草の頃」も見たけどこっちも邦題が微妙だよね…。
<原題「Meet Me in St.Louis」だから、古式ゆかしい歌謡曲風に言うと
「セントルイスで会いましょう」?
これでいいじゃない、と思うんだけどなあ。

パリの恋人のストーリーは、
さえない本屋の店員が、毛色が変わって知的なモデルが良い、
と雑誌社に目をつけられて、パリでオートクチュールのモデルデビューするお話なので、
ファニーフェイスと呼ばれながらも、途中からは
「ちっぽけな芋虫が蝶に…いや極楽鳥になった!」と絶賛されています。
でも私には最初から素敵なオードリーにしか見えなかったけど(笑
飾らないナチュラルな魅力と、
正装したときの気高い美しさのギャップの表現がオードリーの映画の常なので、
(ローマの休日も、マイフェアレディも、麗しのサブリナも皆そうだよね)
そう思うと割とセオリー通りのお話かな。
可愛い、たあいない小品です。アイドル映画、と言い切ってもいいかもしれない(笑

映画バトン

  • 2006.03.18 Saturday
  • 15:10
私の映画とミステリの心の師匠、長年の友人のNから
廻ってきたので応えてみます。

◆1年に映画を何本見ますか
映画館では15〜20本ぐらい。
ビデオ・DVDも含めると、50本ぐらいかな?

◆初めて見た映画は
映画館に行った一番古い記憶は、
テレサの出てくる「宇宙戦艦ヤマト」
地方の小さな映画館だったので、
その年の作品だったかどうかは分かりませんが…ええ、そんな年です(笑

◆最近見た映画
映画館では「THE有頂天ホテル」
すっっっごく良かった!
DVDでは、「テンプルちゃんの小公女」
伝説の子役、シャーリー・テンプルちゃんのセーラは、
気が強くてりりしくて、ぷくぷくしててとっても可愛いv
寄宿学校の制服を、作ってみたいなぁと思いました。

◆好きな監督、俳優
ティム・バートン、コッポラ。
俳優はミーハーで、ジョニー・デップ、トム・クルーズ。
ニコール・キッドマン、ナオミ・ワッツ。
ダニー・デビート。ユル・ブリンナー。アルバート・フィニー。
寺田農、三船敏郎、加藤剛、及川光博。

ダニー・デビートは、ペンギンとかも良かったけど、
一番好きなのは、シュワちゃんとやった「ツインズ」の
双子のお兄ちゃん役。もう大好き。

◆好きなジャンル
画像の綺麗なコスチュームもの。名作原作もの。ミュージカル。幻想怪奇系。
シチュエーションで弱いのは、兄弟もの。
基本的に雰囲気・画像重視で、
1箇所ものすごく好きなところがあれば(画面でも台詞でも音楽でも)
他が駄目でも全然OK、というタイプです。

◆思い入れのあるベスト5(順不同)
「アダムス・ファミリー」
「ツインズ」
「ピクニックatハンギングロック」
「里見八犬伝」(角川の)
「椿三十郎」

5つに絞るの難しい!…どうしても、
昔見たもののほうがインパクトがあって思い入れは強くなりますね。
T2やバックトゥザフューチャー、クリスマスキャロルとかも入れたかったかな。

◆憧れの映画ヒーロー(ヒロイン)
久蔵(七人の侍)
椿三十郎(椿三十郎)
ラスティー(オーシャンズ11)
デロリス(天使にラブソングを)
アン王女(ローマの休日)
べス(若草物語)
クリス(荒野の七人)←ユル・ブリンナーです。

私の好きな人は「憧れ」「ヒーロー」と呼ぶには語弊があるタイプが多いので(笑
割と正統派を選んでみました。

あ、追加。銭婆(千と千尋の神隠し)は、いつかあんな風に年を取りたい、
理想のおばあちゃん像です。

◆夢の企画、あるいはもう一度みたい映画
これ、特に思いつきません。
川端康成の「古都」を綺麗な綺麗な画像でしっとり見たいなあ、とか、
モンゴメリの「エミリー」は映画化されてないかな?とか、
そんな感じ。あ、むかーしの里見八犬伝(白黒時代、天然色時代)は一度見たいです。

◆たすきを渡す5人
(しばらくして追記)
これって、聞いてみたい人、でいいのですね。
では、Nガレさん、Nナンちゃん、Sくらん、R子…は日記書いてないか、あとRんちゃん、どうですか?

「キング・コング」

  • 2006.01.28 Saturday
  • 10:40
キング・コングを見てきました。
お勧めの恋愛映画です。コングも劇作家もいい男だったー(笑
というか出てくる人物が皆、暖かい人ばかりで、悪い人っていなかった。
(しょーがないなーこいつ…って人はいるけど。でもその人も
自分の信念に一生懸命なのは分かるので、嫌いにはなれない)
画像が柔らかく暖かい深みのあるちょっとレトロな色調で、とても好みです。
あれは彩色とかしてるのかな…日本映画もこんな色調にしてくれれば、
もっと見ているだけで幸せになるだろうに、と思いました。
西洋のほうが小道具大道具自体が華やかというのはあるでしょうけども。
1933年、世界恐慌の時代、ニューヨークが舞台。
それと未開の島のジャングル(なぜか恐竜とかいる)。

最初のほうの船での航海中のシーンが大好き。コングが出るまで結構長かったのですが、
気にならないぐらい良かったです。
何よりも、ヒロインの(もう一方の)相手役の劇作家の人の、人となりが凄く好き。
船に部屋がなくて、動物用の檻の中でタイプライターを快調に打つ彼がいいなぁ…。
ちょっと困ったような、「やれやれ」と肩をすくめたような顔をいつもしていて、
それも好みでしたー。エイドリアン・ブロディ。
いわゆるハリウッドのヒーロータイプでは全然なくて、
身体を使うよりも頭脳労働者のインテリタイプなのですが、
そういう人が、好きな女性のために身体を張ってぼろぼろになりながら頑張る姿って、
本当に胸がぎゅーっとします。

ナオミ・ワッツのヒロインも、助けてもらうだけのヒロインじゃなく、
自分自身で運命と戦っていくヒロインで、好感度が高かったです。
ジャングルの中で、コングには助けてもらってるんだけど、
ちゃんと駆け引きして自分の魅力で魅了するから良し。

コングはねえ…コングは、
ちゃんとゴリラで、大きくて怪獣っぽくて、怖いんだけど、
勿論喋ったりしなくて、動物なんだけど、
ちゃんと恋愛映画の主役していて、凄いなぁと思いました。
↓ちょっとネタバレ

ヒロインのことを意識しながらそっぽ向いてるところとか、
ああ、普通の恋愛の「不器用な男の」駆け引きだよねえ、と微笑ましくて。
ラストのほうに、冬の公園で、氷の上でナオミ・ワッツを腕にくるくる滑ってるシーンがあるのですが、
普通にワルツを踊ってるラブシーンに見えましたもの(笑


ジャングルで恐竜とか別にいらないんじゃ…と不思議に思いましたが、
(唐突だと思ったし、なくても話が成立する上にお金もかかっていそうだった)
昔の「キング・コング」がそうだったから、そのままの展開だそうですね。
監督の小さい頃から大好きな映画だったのだとか。
そう言われると、全体に愛情が非常に溢れた映画である理由が良く分かります。
愛情がこもった映画は、多少バランスが悪くても脚本が変でも、嫌いになれないです。
(例:キャシャーン)
あ、でも、「キング・コング」は普通に楽しめるいい映画ですよー。
見た後で、ちょっと切ない、でも幸せで暖かい気持ちになれます。

ジェイン・エア

  • 2006.01.24 Tuesday
  • 11:48
メールでご紹介いただいて、シャルロット・ゲンズブールの
「ジェイン・エア」を観ました。(ジェイン・エア自体は、何度も映画化されている)

ラインの名前に使おうというぐらいですので、
ジェイン・エアの小説自体は、小さいときから大切に読んできた本の一つなのですが、
(女性のストイックな静かな強さが印象的な小説ですよね。自己投影したのは勿論ジェインなのですが、
大好きだったのは、病を得てはかなくなってしまう学校の友人の少女でした。
私は、敬虔で慎ましやかで運命を受け入れて静かに微笑んでいる存在に無条件に惹かれるのです。
それは自分が絶対にそうであれないからだと思いますが…「ひさの星」のひさや、「捧教人の死」のろおれんぞであるとか)
逆に思い入れがあるのと、時代的に私が好きなドレスの時代と多少ずれるのもあって、映画のほうはどれも未見でした。

促してくださった方、ありがとうございました。
とても端正な映画です。地味で禁欲的で強いジェイン、主人公そのままの映画。
淡々と物語は静かに進み(さすがに後半はびっくりするほどばっさり切られていましたが)
ロチェスターの館は、美しくたたずむ。
全てが絵になるような、そんな映画でした。ことに、教え子のアデールと一緒にいるときのジェインが、
華やかなドレスの小さなアデールとの対比もあって静謐な美しさをたたえています。

やっぱりジェインは、理想のガヴァネスです。

「略奪された七人の花嫁」

  • 2006.01.19 Thursday
  • 16:44
作業中のBGV映画です。
昔っからTVでやるたびに大好きで楽しく見ていたので、
レンタルで借りてきて流しております。
以下は、全部ネタバレ(笑


かなり昔の西部劇ミュージカル映画で、
7人の乱暴者の兄弟が、長男が町で花嫁を見つけてきたのを機に、
町で見つけた気に入った娘を、
6人さらって馬車で、峠の向こうの自分たちの家まで連れてきて…
というお話。
兄弟の家と町は冬の間中雪で遮断されるので、半年の間は行き来が出来ないのです。

さらわれて来た娘たちは、最初の1日こそ泣いているのですが、
長男のお嫁さんの庇護の下、兄弟を納屋に追い出して元気に暮らします。
もともと、娘たちと兄弟たちは町のお祭りで出会って、
ちょっといい感じになってたので、
(でもそれぞれに町の男たちも相手としていたりして、
色恋沙汰に不慣れな兄弟は、こんな田舎に女の子は来てくれやしないだろうと、「さらう」という無茶に出る)
「好かれている」強みで、結構いきいきと相手を振り回しています(笑
結局は全員両思いになって、
雪が解けて取り返しに来た親の見守る中結婚式をしてしまう、という、
激しくハッピーエンドな幸せなお話。
単純だけど、だからこそ大好きな話なのですよねー。
残念なのは7人もいるので殆ど見分けがつかないことかしら(笑
正直に申し上げて、長男と末っ子、そしてそれぞれの相手役以外は、
誰が誰だか…。まぁ個性を出す暇もない、タイトな映画なんですけど。
7人兄弟がそれぞれ色の違うシャツを着ているので、なんとなく7人の小人みたい。
最初、長男のお嫁さんが一人だけやって来るときは特にそんな感じ。
くるくる踊る姿がとても楽しい映画です。
「ミュージカル映画」って歌だけじゃなくてダンスも大切なんだなあというのがよく分かります。
ドレス的には、西部劇のドレスはどうしてもちょっとやぼったいので、
私が一番好きなのは、下着姿で女の子6人で踊ってるシーンですが…。

「略奪された七人の花嫁」というタイトルだけど、長男のお嫁さんは、
自分から結婚して家に来るので、正確には略奪されたのは6人です。
邦題のつけかたがちょっとおかしいのですね。原題は、
「SEVEN BRIDES FOR SEVEN BROTHERS」。

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